経営学部・商学科のカリキュラム

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Curriculum 商学科のカリキュラム

商学科では、実社会で必要な総合力を身につけ、ビジネスや観光、
地域振興の現場で活躍できるカリキュラムをご用意しています。

1年次
2年次
3年次
4年次

さまざまな視点からビジネスを!

1年次ではマーケティングや情報処理などを基礎から学ぶことができます。2年次に選択する各コースの関連授業もあわせて履修し、今まで以上に専門分野に対する興味関心を持つことができました。また、フィールドスタディやボランティア活動に参加できる機会も多いです。夏期休暇では、真庭市のはんざき祭の前夜祭に参加させていただきました。地域活性化に努める方々と一緒に活動し、お話を聞くこともできたので貴重な体験になりました。2年次でも座学に加えて、現場ならではの学びで知見を広げていこうと考えています。

時間割1年次(上:前期 下:後期)

MON TUE WED THU FRI
1 ビジネス
概論Ⅰ
UNIVAS1 データ分析 情報処理
概論Ⅰ
2 初級
ハングルⅠ
英語コミュニケーションⅠ 企業論Ⅰ 外国文学Ⅰ
3 流通
システム論Ⅰ
国際文化論 観光学
概論
4 マーケ
ティング論Ⅰ
教養演習
前期
MON TUE WED THU FRI
1 ビジネス
概論Ⅱ
UNIVAS2 ネット
ビジネス論Ⅰ
芸術Ⅳ 情報処理
概論Ⅱ
2 初級
ハングルⅡ
英語コミュニケーションⅡ 外国文学Ⅱ
3 観光地理学 流通
システム論Ⅱ
原価
計算論
4 マーケ
ティング論Ⅱ
教養演習
後期

高校教員を目指して専門的な分野で学ぶ!

私は高等学校教員免許(商業・情報)取得を目指して、教育やネットワークなどの専門的な分野で学んでいます。特に商業科教育法Ⅱと教育実習指導で行っている模擬授業に力を入れており、そこでは先輩方が実際に教育実習の体験に基づいたアドバイスをしてくださるので、少しずつ成長した模擬授業を行うことができています。教職では横の繋がりだけでなく、上下の繋がりを通して、4年生や2年生の力を借りながら教員免許取得、教員採用試験合格を目指せるところが魅力です。

時間割3年次(上:前期 下:後期)

MON TUE WED THU FRI
1 特別活動および総合的な学習の時間の指導法 アプリケーション作成演習
2 市場調査論 情報ネット
ワーク論Ⅰ
職業指導Ⅱ
3 情報技術論Ⅰ 企業と社会 教育心理学Ⅰ 研究演習
3年前期
商業科
教育法Ⅰ
4 地域
づくり論Ⅰ
教育社会学
5 情報科
教育法Ⅰ
MON TUE WED THU FRI
1 プログラ
ミングⅤ
情報ネット
ワーク論Ⅱ
データベース
実践
2 法学Ⅱ
3 情報技術論Ⅱ 研究演習
3年後期
商業科教育法Ⅱ
4 情報科
教育法Ⅱ
生徒・
進路指導の
理論と方法
教育実習
指導
5 教育実習
指導
計測制御
演習

SEMINAR

杉本ゼミ|地域づくり論 杉本 敦 准教授

エスノグラフィを学んで実践し、実用的なコミュニケーション力をみがく!

様々な形でサービスを提供する現代のビジネスでは、消費者の体験や価値の理解が欠かせません。このゼミでは、アンケートや統計ではなく、エスノグラフィという調査方法を学び、それらにアプローチします。地域振興の現場、商店、趣味の集まり。こうした現場で自らの体を動かし会話してみれば、ちょっとした違和感や素朴な疑問に気がつくでしょう。ゼミでの報告と議論を通じ、それらを具体的かつ本質的な問いにしながら、自分の知らなかった世界についての理解を目指します。ここで鍛えられる質問力や理解力は、様々なビジネスの現場で強みとなるはずです。

海宝ゼミ|不動産運用設計論/不動産管理論 海宝 賢一郎 教授

FP技能を身につけ、社会で高度なプランニング能力を発揮!

ファイナンシャル・プランニング(FP)コースでは、パーソナルファイナンスに関する知識の修得と実践によって、生活に関することから資産形成に至るまでの提案スキルを身につけます。ゼミでの主な活動として、小学生向けの金融経済教育である「キッズマネー教室」を「日ようび子ども大学」などで開催しています。学生主体で運営することで企画力やコミュニケーション能力を高めます。また、フィールドスタディとしては、まちづくりや空き家調査などの地域調査を行い、分析結果を自治体へ報告するといった実践的なプログラムを用意しています。

Planning

地域・企業・学生にとって
“おいしい”ドーナツを企画・販売

マーケティングを研究する3年生22名が、玉野市にあるドーナッショップ「はなまるこ」の協力のもと、商品開発に挑戦しました。‘‘幸せをシェアする”をコンセプトとしたドーナツは、当時COVID-19の影響を受けた地域、企業、学生の課題解決を目指したものです。学生にとっては、商品の企画開発を中心に、マーケティングや経営学を実践的に学ぶ貴重な経験となりました。

01 協力先の開拓からスタート!

「机上で学んだことを実践したい!」と、学生自ら協力先企業を選定し、交渉に向かいました。足繁く通い関係を築く一方で、私たちは地域や企業、学生のどのような課題に対して何を提供できるのかについて議論を重ねました。

02 商品の価値づくり

誰をターゲットに、ドーナツを通してどのような価値を提供できるか?たくさんのアイデアを出した後、玉野市で生産・加工された食材を使い地域の生産者への貢献を目指す案、玉野の海の魅力をPRする案、友達と分け合って楽しめる案等に絞り込みました。

03 試作品の評価と改良、マーケティング・ミックスの設計

協力先と打ち合わせながら、試作品を見て、食べて、評価と改良を繰り返しました。この頃に商品のネーミングや価格、広告、販売方法も決定し、大学祭(2022年12月)での販売に向けて近隣の高校や商業施設へのポスター掲示、lnstagramでの情報発信を展開しました。

04 大学祭2日間でドーナツ400個完売

初日の売上データを分析して2日目の仕入れを増やしたり、売上不振な商品のPOPや陳列を変えたりと対策を講じました。「美味しかった」「可愛い」「広告を見て、来てよかった」というお客さんの声に達成感が得られたと同時に、次につながる課題も見つかりました。今回のプロジェクトは、お客さんはもちろん、地域の方々や企業への提供価値まで描いた大学生らしいものでした。

05 アフターストーリー:番田芋プロジェクトの始動

その後、同じく玉野市を舞台に、番田地区の特産「番田芋」を用いたお土産の開発が始まりました。学生と地元企業が共同開発した番田芋フロランタンは、「地域を届ける。第3回せとうちおみやげグランプリ」で最優秀賞に選ばれ、24年6月から岡山駅等で販売予定です。

Field Study

現場力を鍛えるフィールドスタディ!

フィールドスタディ型の科目一例
1年次

全学的に開講している海外語学研修への参加

2年次
  • 観光・地域実習Ⅰ
  • 観光・地域実習Ⅱ
  • 国際観光論
3・4年次
  • 観光・地域実習Ⅲ

ゼミ(演習)でもフィールドスタディを実施しています。

観光・地域実習Ⅰ

地域創生に取り組む徳島県神山町を訪問し、地域づくりの現状と課題を様々な角度から捉えるために観察調査やインタビュー調査などを行います。また、調査後には他の地域への応用可能性についてディスカッションを展開するなど、地域振興を実践的に学ぶ授業です。

観光・地域実習Ⅱ

岡山県北の湯原温泉郷にて実施する集中講義です。当地の観光資源の実 地調査に加え、観光業務についての説明を受けながら実際の作業に参加します。また、温泉の特徴についても学び、「温泉指南役」の資格を取得します。こうした経験が卒論や就活につながっています。

Movie 紹介動画

授業を1コマ体験!

ライフプランニングの基礎~将来設計について考える~

FPコース長 海宝賢一郎 教授